「カラコンの種類と特徴:ワンデー・マンスリー・サークルレンズの違いとは?」
おしゃれなどでカラコンに興味を持っても、あまり馴染みのない言葉も多くて戸惑ってしまうことも多いですよね。
ここでは、そうしたカラコン特有の用語として多く使われている「ワンデー」「マンスリー」「サークルレンズ」の違いについて解説していきましょう。
・ワンデー・マンスリーは日数、サークルレンズは別の種類をあらわす
まず、この3つの言葉について、前者二つとサークルレンズには明確な使い方の違いがあります。
「ワンデー」「マンスリー」はそれぞれ日本語に訳すと「1日」「月ごとの」といった意味になり、カラコンを装着する期間に関する、それぞれの商品の性質をあらわします。
一方で「サークルレンズ」はそういった装着期間とは異なる定義の種類をあらわしており、主にカラコンというカテゴリーと比較して使われることの多い、コンタクトレンズのタイプのことをあらわします。
以下から一つずつ詳しく見ていきましょう。
・ワンデー
ワンデータイプとは、日本語で「1日」をあらわすことからもわかるように、装着期間を1日のみとするタイプのコンタクトレンズです。
基本的には1日で使い捨てになり、使い切るだけなので洗浄などの手間もかかりません。
一般的なコンタクトレンズでは、一ヶ月分をワンセットで買うタイプもありますが、カラコンのように一時的に使うことが主な使い道の場合、少数で販売していることもあります。
ファッションやコスプレなどを前提としたカラコンであれば、手間がかからず価格も安めで抑えられるワンデータイプのものがおすすめと言えます。
・マンスリー
マンスリータイプは、開封してから一ヶ月はそのまま同じものを使い続けられるものを言います。
毎日使い続けるため、一日ごとのお手入れが必要だったり、単純に支払う価格ではワンデータイプのものより効果になるといったデメリットもあります。
ただし一ヶ月間使い続けられることで、一日ごとで割ったトータルのコストではワンデータイプよりも安く済むので、長期間同じものを使いたいといった人にはこちらのほうがおすすめです。
マンスリータイプ以外にも、2週間で区切る2weekタイプなどがあります。
・サークルレンズ
サークルレンズは前2者とは異なり、装着期間などによる区分けではなく、コンタクトレンズのデザイン上の違いとなります。
具体的にはレンズのふちの部分が着色されているコンタクトレンズで、カラコンが瞳や全体の色を変えてイメージを演出するのに対し、瞳を大きく見せるなどさりげなく印象を変えるのが特徴です。
カラコンが赤や青など特徴的なものも多くあるのに対して、サークルレンズは黒や茶色など、ぱっと見では着用がわかりにくい色のものが多いのも特徴です。
このように「ワンデー」「マンスリー」「サークルレンズ」それぞれに違った特徴やメリット・デメリットがあるので、その時々の目的によって使い分けるのが良いでしょう。